1.概要
- ecコンシェルは、サイト内の行動履歴やデータ連携による訪問者の属性に応じた接客が可能です。
Webサイト上でもリアル店舗と同様に訪問者に合わせてコミュニケーションを最適化することで、コンバージョン率等の改善効果が期待できます。
2.訪問者セグメントと施策例
- お客様にとって利益になる情報コンテンツを提供することが接客効果の向上につながります。
- お客様の顧客ステージ毎に求められる情報コンテンツが異なることから、訪問者をセグメント化し、セグメント毎に育成を促すコミュニケーションをとることが接客効果が出やすくなっております。
*CV = コンバージョン
- ecコンシェルのタグ設置当初は、広めのセグメント設定がおすすめです。
・ 導入当初は広めのセグメントに向けた施策を実施し、1ヶ月程度経過してセグメント精度が安定した段階で、接客セグメントを細かくし、1 to 1の接客に近づけていくことで訪問者のニーズにマッチした接客が行われ、継続的に接客効果を出し続けるコツとなります。
3.サイト内行動と接客施策
- Web接客におけるコンバージョン率向上のコツは「いかにお客様の感情の変化に対応できるか」になります。サイト内の行動に応じて訴求内容(なにを)を設定していくことで接客品質の向上につながります。
4.訪問者セグメント×施策仮設例
- 訪問者のサイト内行動 ≒ 閲覧ページに合わせて離脱仮設をリストアップし、仮設に対応する対策ウィジェット(なにを)を複数設定して、ecコンシェルにA/Bテストさせることで訪問者の課題に応じた効果的な訴求を見つけることができます。
※訴求内容の例は、各事例集をご確認下さい。
ECサイトでの離脱仮設 - ECサイトでの訴求内容の例
- 理解促進
- サイトポリシー
- サイトメリット
- サイトの使い方 - 興味喚起
- 売れ筋商品
- 特集コンテンツ
- 探し方 - 動機づけ
- 初回限定クーポン
- 購入メリット - 不安払拭
- FAQ
- よくある質問
5.PDCAを回す際の注意点
- 1回の勝ち負けが全てではないため、1回きりの検証で終わってはいけません。
各キャンペーンに複数の訴求内容(なにを)を設定し、ecコンシェルの自動最適化機能により効果的な訴求を探索させることで継続的にサイト改善効果を出し続けることが可能となります。