1.コンバージョンとは
コンバージョンとは、サイトや接客における「成果」のことです。
サイトや接客によって異なりますが、具体的には下記のようなコンバージョンが考えられます。
- ECサイト→商品購入や会員登録
- サービスや製品の紹介サイト→お問い合わせや資料請求
- コミュニティ、情報提供サイト→会員登録やメルマガ登録
2.コンバージョン計測のメリット
ecコンシェルでは、商品購入や会員登録等のコンバージョンを簡単な設定のみで計測可能です。
コンバージョンを正しく設定、計測することで、コンバージョン回数やコンバージョン率などを集計し、接客効果を可視化することが可能となります。
コンバージョンを設定、計測することで下記のようなメリットがあります。
①商品購入などのコンバージョン経験の有無、コンバージョン回数を基に訪問者の感情に合った接客をすることにより、接客効果が向上します
②ウィジェット毎に接客効果を計測することで、効果的なPDCAを可能にします
③AIによる自動最適化機能で効果を最大化します
より訪問者の感情に合った接客と、効率的なPDCAを実現し、ecコンシェルの機能を最大限ご活用頂くため、各キャンペーンにコンバージョンを正しく設定、計測することを推奨いたします。
※コンバージョンに設定する内容がキャンペーンの意図と合っているかも重要です。
3.コンバージョンの主な例と設定方法
下記からサイトの適切なコンバージョンを選択しコンバージョン設定方法をご確認ください。
商品購入
訪問者が「商品を購入したこと」をコンバージョンとして設定することが可能です。
上記をキャンペーンのコンバージョンとすることで、キャンペーンが配信された訪問者のうち、何%が商品を購入したか集計できるようになりますので、商品購入を増やす目的のキャンペーンを実施される場合には、「商品購入」をコンバージョン計測し、キャンペーンのゴールとして設定してください。
[設定方法]
下記2通りの設定方法があります。
※商品購入金額、購入単価など、より詳細な集計が可能になりますので、コンバージョンタグの設置を推奨いたします。
会員登録
訪問者が「新規に会員登録したこと」をコンバージョンとして設定することが可能です。
上記をキャンペーンのコンバージョンとすることで、キャンペーンが配信された訪問者のうち、何%が会員登録を実施したか集計できるようになりますので、
新規会員登録を増やす目的のキャンペーンを実施される場合には、「会員登録」をコンバージョン計測し、キャンペーンのゴールとして設定してください。
[設定方法]
下記2通りの設定方法があります。
URLの指定のみで簡易にコンバージョンが計測できますので、フィルタによるコンバージョン計測を推奨いたします。
資料請求
訪問者が「資料請求したこと」をコンバージョンとして設定することが可能です。
上記をキャンペーンのコンバージョンとすることで、キャンペーンが配信された訪問者のうち、何%が資料請求申し込みを実施したか集計できるようになりますので、
資料請求申し込みを増やす目的のキャンペーンを実施される場合には、「資料請求申し込み」をコンバージョン計測し、キャンペーンのゴールとして設定してください。
[設定方法]
下記2通りの設定方法があります。
URLの指定のみで簡易にコンバージョンが計測できますので、フィルタによるコンバージョン計測を推奨いたします。
お問い合わせ
訪問者がサイトから「お問い合わせしたこと」をコンバージョンとして設定することが可能です。
上記をキャンペーンのコンバージョンとすることで、キャンペーンが配信された訪問者のうち、何%がお問い合わせを実施したか集計できるようになりますので、
お問い合わせを増やす目的のキャンペーンを実施される場合には、「お問い合わせ」をコンバージョン計測し、キャンペーンのゴールとして設定してください。
[設定方法]
下記2通りの設定方法があります。
URLの指定のみで簡易にコンバージョンが計測できますので、フィルタによるコンバージョン計測を推奨いたします。
特定のページ(サイト)への遷移・閲覧
訪問者が「キャンペーンページを閲覧したこと」など、「特定ページ(サイト)への送客・遷移」をコンバージョンとして設定することが可能です。
上記をキャンペーンのコンバージョンとすることで、キャンペーンが配信された訪問者のうち、何%がコンバージョンとするページに到達したか集計できるようになりますので、
特定のページ(サイト)への遷移・閲覧を増やす目的のキャンペーンを実施される場合には、「特定ページの閲覧」をコンバージョン計測し、キャンペーンのゴールとして設定してください。
[設定方法]
下記2通りの設定方法があります。
URLの指定のみで簡易にコンバージョンが計測できますので、フィルタによるコンバージョン計測を推奨いたします。
4.コンバージョン設定方法
●設定方法1「フィルター」
URLを指定するだけでコンバージョンの設定が可能です。
「フィルター」の設定方法は下記をご確認ください。
#ページ閲覧によるコンバージョン「フィルター」の設定
●設定方法2「コンバージョンタグ」
購入金額を計測し購入単価向上効果を集計したり、カスタム属性を利用してサイト情報を受け渡すことが出来ます。
「コンバージョンタグ」の設定方法は、ご利用環境によって異なりますので、下記から導入するサイトに適切なものをご確認ください。
5.コンバージョンが計測されない、もしくは、コンバージョンタグが設置できない場合は?
●接客するページとコンバージョンとするページのドメインが異なる場合
ecコンシェルは通常のタグでは異なるドメイン間で情報連携が出来ないため、下記のように接客するページとコンバージョンとするページのドメインが、サブドメインまたはクロスドメイン構成となっている場合は、コンバージョンの計測ができません。
- サブドメイン構成(ドメイン名の下線部分は同一だが、一部異なる)
・接客するページ : http://example.com(独自ドメイン)
・コンバージョンとするページ : http://cart.example.com/complete(サブドメイン) - クロスドメイン構成(ドメイン名の下線部分が異なる)
・接客するページ :http://example-store.com
・コンバージョンとするページ :http://example-commerce-host.com/complete
タグをカスタマイズし、設置頂くことでドメイン間の情報連携が可能となりコンバージョンが計測できます。
カスタマイズ方法は、サイト構成によって異なりますので、こちらの資料をご確認ください。
●コンバージョンとするページにタグが設置出来ない場合
アプリダウンロードや、自サイト以外への誘導を目的とするキャンペーンなど、コンバージョンとするページへタグが設置出来ない場合は、アプリダウンロードボタンのクリックや、ウィジェットのクリックをコンバージョンとして計測する事が可能です。
詳細な手順は下記をご確認ください。
●特定のボタンのクリックをコンバージョンとして計測する
サイト上の特定の「ボタンをクリックしたこと」をコンバージョンとして計測します。
例)アプリダウンロードを目的とした接客の場合に、アプリダウンロード完了ページにタグが設置出来ないため、コンバージョンが計測できない。
#ボタンクリックをコンバージョン計測するには?
#Googleタグマネージャーを利用して、webページの要素をクリックした時にコンバージョン計測する方法
●ウィジェットのクリックをコンバージョンとして計測する
表示された「ウィジェットをクリックしたこと」をコンバージョンとして計測します。
例)自サイト以外への送客を目的とした接客の場合に、送客先ページにタグが設置出来ないため、コンバージョンが計測できない。
#サイト内でコンバージョン計測が出来ない場合の対応(ウィジェットクリックコンバージョン)
コンバージョン計測でお悩みの場合は、サポートさせて頂きますのでお気軽にご相談ください。